神奈川県でバスの運賃箱や両替機を製造している小田原機器(7314)が素晴らしい株主優待を新設してくれました!
気になる優待の内容は……なんと!
100株以上の保有でクオカード2000円分、500株以上の保有で3000円分貰えるようになります。
この株主優待の新設のおかげで、小田原機器の株価は500円台から800円台へと急上昇!
私自身も連日の値幅制限によるストップ高でなかなか購入できず、800円台に入ってようやく100株手に入れることができました。
この記事を書いている2023年8月18日の時点で、小田原機器(7314)の株価は848円ですが、総合利回り(配当利回り+優待利回り)が5%を超えており、まだまだ割安かと思います。
とはいえ、この記事を読んでいる皆さんに買いを推奨しているわけではありません。
この記事では、小田原機器(7314)を投資対象として検討するのに役立ちそうな情報をまとめてみました。
興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
そもそも小田原機器(7314)とはどんな会社なの?
株式会社小田原機器(おだわらきき)は、神奈川県小田原市に本社があるバスの運賃箱や両替機などを製造している会社です。
小田原機器は、路線バス向け運賃箱、ICカード機器、精算機器で高いシェアを持ち、自動運転支援の製品開発も行っています。
小田原機器(7314)の新設した株主優待の内容は?
小田原機器(7314)の株主優待の権利確定日は12月末日。
100株以上を保有している株主、全員が貰えます。
【小田原機器の株主優待の内容】
優待を貰うのに必要な株式数 | 貰えるクオカードの額面 |
100株~499株 | 2000円相当 |
500株以上 | 3000円相当 |
クオカード(QUOカード)の郵送時期は3月下旬で、定時株主総会決議ご通知と一緒に発送されます。
2000円のクオカードが貰える株主優待銘柄としては東京鐵鋼(5445)もありますが、小田原機器(7314)はそれよりも株価が低いので、もう少し気軽に取得できるのが嬉しいところ。
東京鐵鋼(5445)はクオカードも貰え、かつ配当利回りが高いです。興味がある方は↑の記事も併せて参考にしてみてください。
小田原機器(7314)も、東京鐵鋼(5445)のように独自のデザインのクオカードが届くのか、それとも通常のクオカードが届くのか……2024年の3月が今からとても楽しみです♪
小田原機器(7314)の株価と総合利回り(配当利回り+優待利回り)は?
2023年8月18日の時点での小田原機器(7314)の株価、総合利回り(配当利回り+優待利回り)など、株式取得を検討する上で参考になりそうなデータを紹介します。
株価 | 848円 |
時価総額 | 27億円 |
自己資本比率 | 69.00% |
連結PER(株価収益率) | 26.47 |
連結PBR(株価純資産倍率) | 0.71 |
1株当たりの配当 | 24円 |
配当利回り | 2.83% |
出典:松井証券
小田原機器(7314)は自己資本比率が50%を超えており、安定感のある投資先と言えるでしょう。
100株保有時と500株保有時の総合利回り(配当利回り+優待利回り)も計算してみました。
もちろん、最も利回り高いのは100株保有の時です。
保有株式数と クオカードの額面 |
優待利回り | 総合利回り (配当利回り+優待利回り) |
100株~499株 2000円 |
2.35% | 5.18% |
500株以上 3000円 |
0.70% | 3.53% |
御覧の通り、小田原機器(7314)は、100株保有時と500株保有時では、それぞれ貰える株主優待のクオカードの金額が異なります。
キャピタルゲインを狙っている、とかそういうのでなければ、最も利回りが高いのは100株保有の時なので、株主優待めあての方は100株保有が良いのではないでしょうか。
小田原機器(7314)の総合利回りは、株主優待で有名な桐谷広人さんの株式購入基準となる総合利回り4%を超えており、利回りの良い投資先を探している方にとって検討の価値がある投資先と言えるでしょう。
【10年/月足チャート】
四季報の評価についても載せておくので参考にして頂ければ幸いです。
【改 善】売上は収益認識基準適用で膨らんだ前期の反動減。主力の運賃収受機器は材料費高騰重荷だがバス会社の設備投資再開を受け回復。期末に新紙幣対応の需要発現。システム開発も下支えし、営業益改善。
【拡 大】タッチ決済端末は熊本市電全車両に導入。クレジットカードの対象ブランド拡大。小田急箱根グループのロープウェーと観光船でも今夏開始。訪日客に照準。出典:四季報
小田原機器(7314)の配当方針
また、2023年8月10日の小田原機器(7314)の株主優待新設の知らせでは、会社の配当方針についての変更もされていました。
それによれば、優待の新設前は、
(ただし1株あたり15円の安定配当部分を設定)
ということでしたが、今後は
・ 配当性向30%
・ DOE2.0%
(ただし1株あたり15円の安定配当部分を設定)
に変更となりました。
『10万円から始める! 割安成長株で2億円』の弐億貯男さんによれば、配当性向30%以上を公約している会社は、投資した後、業績も株価も右肩上がりとなって良い結果に繋がったケースが多いとのこと。
確かに、仮に株式相場が下落傾向になっても、高い利回りの経営方針の会社であれば、その企業の株を手放す株主も少なくなるので株価が下がりにくいことは納得できますね。
【まとめ】小田原機器(7314)は配当性向30%で総合利回りも5%以上
今回は、小田原機器(7314)の新設された株主優待の内容や、優待・配当の利回りを紹介しました。
小田原機器(7314)は、株価が高騰気味ではありますが、まだ総合利回り(配当利回り+優待利回り)が5%以上あり、株主優待生活で有名な桐谷広人さんの株の購入基準の4%も超えています。
ただし、
上期の経常利益は赤字です。
なので、挽回して新設した優待を維持してくれることを祈りながら、長期保有して応援していきたいと思っています。
それでは、また、次の記事でお会いしましょう!
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