本日は、8月権利確定の株主優待銘柄『フロイント産業(6312)』を紹介します。
フロイント産業(6312)の株主優待はクオカードで、なんと長期保有で最大2000円まで増額します。
配当利回りも高く、長期保有をすれば最大で総合利回り(配当利回り+優待利回り)6%以上を狙うことも可能です。
2023年8月21日時点で100株6万円台で取得可能なので、手軽に購入できる高配当銘柄に興味がある方は参考にしてみてくださいね!
そもそもフロイント産業(6312)とはどんな会社?
フロイント産業株式会社は、医薬品・食品・化学などの業界向け造粒・コーティング装置やプラントエンジニアリング、医薬品添加剤、食品品質保持剤、栄養補助食品等の開発や製造販売をしている会社です。
また、現在は海外統括部を新設し、イタリア搬送機企業と製薬用装置セット販売やクロスセルの強化を取り組んでいます。
他にも、アフリカなど新興国も視野に入れており、中国ラボは夏稼働で製薬用装置、添加剤の提案営業を行っています。
フロイント産業(6312)の株主優待の内容は?
フロイント産業(6312)の株主優待はクオカード(QUOカード)で、権利確定日は8月末。
クオカードが届くのは、その約2か月後の10月下旬です。
クオカードは、フロイント産業(6312)の株を100株以上保有し、かつ、1年以上保有していることが条件です。
長期保有の条件付きではありますが、3年以上の保有で増額し最大2000円相当のクオカードを貰えるようになります。
100株の保有期間 | 貰えるクオカードの額面 |
1年以上保有 | 1000円 |
3年以上保有 | 2000円 |
ちなみに、フロイント産業の株式を保有する上で最も利回りが高いのは100株を3年以上長期保有した時です。
まだ、私は2023年6月15日に100株647円で購入したばかりなので、保有期間3年以上を目指して頑張ります(笑)
フロイント産業(6312)の株価と総合利回り(配当利回り+優待利回り)は?
2023年8月21日の時点でのフロイント産業(6312)の株価、総合利回り(配当利回り+優待利回り)など、株式取得の際に参考になりそうなデータを紹介します。
株価 | 665円 |
時価総額 | 122億円 |
自己資本比率 | 62.00% |
連結PER(株価収益率) | 24.4 |
連結PBR(株価純資産倍率) | 0.85 |
1株当たりの配当 | 20円 |
配当利回り | 3.00% |
出典:松井証券
フロイント産業(6312)は、配当利回りだけでも3%と高く、その上、100株以上を1年以上長期保有すれば株主優待でクオカードを貰えます。
フロイント産業の総合利回り(配当利回り+優待利回り)が最も高くなる100株保有時の優待利回りと総合利回りも表にまとめてみました。
100株の保有期間 クオカードの額面 |
優待利回り | 総合利回り (配当利回り+優待利回り) |
100株1年以上保有 クオカード1000円分 |
1.50% | 4.51% |
100株3年以上保有 クオカード2000円分 |
3.00% | 6.01% |
フロイント産業(6312)は、100株を3年以上保有した時の総合利回り6.01%ですが、1年以上の保有でも総合利回りは4.5%を超えます。
そのため、フロイント産業(6312)の総合利回りは100株1年以上の保有をすれば、株主優待で有名な桐谷広人さんの株式購入基準となる総合利回り4%を超えるので、利回りの良い投資先と言えるでしょう。
やっぱり、おすすめポイントは、3年以上保有でクオカードが2000円分も貰えるところだと思います♪
【10年/月足チャート】
四季報の評価についても載せておくので参考にして頂ければ幸いです。
【途 上】製薬用装置が国内後発薬企業の投資復調。米国は受注採算改善で黒字化も、原材料高、部材不足の影響残る。化成品は医薬添加剤、食品品質保持剤堅実。営業増益転換だが回復途上。為替差益、減損見込まず。
【布 石】海外統括部新設しイタリア搬送機企業と製薬用装置セット販売、クロスセル強化。アフリカ等新興国も射程。中国ラボは夏稼働で製薬用装置、添加剤を提案営業。出典:四季報
【まとめ】フロイント産業(6312)は100株3年以上保有が最も利回り高いのでおすすめ
今回は、フロイント産業(6312)の株主優待内容と配当利回りを紹介しました。
フロイント産業は配当利回りだけで3%以上あり、1年以上の長期保有でクオカードも貰えるようになります。
配当利回りに優待のクオカードの利回りも合わせると、桐谷広人さんの株の購入基準の利回り4%を軽く超えます。特に100株3年以上保有でクオカードが2000円になるので、総合利回りが6%超えとなるのが嬉しいですね。
長期保有が条件ではありますが6万円台で買えて、配当も高いので、配当を貰いながら保有期間3年を目指すのも良いでしょう。
総合利回り高めで気軽に買えることも踏まえると、株主優待の初心者にもおすすめできる株主優待銘柄かと思います。
私自身は、今後、特別に業績の悪化が予想されたり、株主優待が貰えなくなったり、配当利回りの著しい低下などの懸念がなければ、フロイント産業の株式を長期で保有していく予定です。
それでは、また、次の記事でお会いしましょう!
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