今回は、家電量販店でお馴染みのコジマ(7513)の株主優待や総合利回り(配当利回り+優待利回り)を紹介します。
実は最近、コジマ(7513)の株主優待が拡充されて、新たに1000円増額されることになりました!
そのため、コジマ(7513)の株主優待は貰える回数は年に2回に増えたわけですが、元々、長期保有すると優待券の額面が増額する恩恵も受けられるわけですよ…!
でも、それだけじゃありません。
コジマ(7513)は、2023年8月時点で配当利回りが2%を超えており、株主優待を受け取りながら配当金までも貰えるんです。
そんなコジマ(7513)の株主優待券は、コジマ×ビックカメラ、ビックカメラ、ソフマップ、ビックカメラアウトレットの各店舗で利用することができます。
コジマ(7513)の株主優待券は、近くに店舗がある方はもちろん、近場に店舗がない方もオンラインショップで使えますので興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもコジマ(7513)ってどんな会社なの?
株式会社コジマは、 栃木県宇都宮市に本社があり、コジマ×ビックカメラやコジマアウトレット、ソフマップ×コジマの店舗名で、関東を地盤に全国141店舗を展開している日本の家電量販店の中堅です。
2012年にビックカメラの子会社となったため、コジマの株主優待券はビックカメラで使うことも可能です。
コジマ(7513)の株主優待内容は?
コジマ(7513)の株主優待の権利確定日は、毎年2回あり、8月末日と2月末日です。
優待内容は実店舗で使える優待券で、コジマ×ビックカメラやビックカメラ、ソフマップ、ビックカメラアウトレットの各店舗、またはオンラインショップ『コジマネット』で使うことがで可能です。
優待券の権利確定日は8月末と2月末の2回あり、8月末日権利確定日の株主優待券11月、2月末日権利確定日の株主優待券は5月に送付されます。
ちなみに、コジマ(7513)の株主優待券は、1枚あたり1000円相当で、保有している株式数と保有期間によって貰える額面(枚数)が変わるので、表にまとめてみました。
ちなみに100株以上1年以上保有の株主は優待券が1枚(1000円分)が追加されます。
100株以上2年以上保有の株主は優待券が2枚(2000円分)が追加されます。
【8月の権利確定で貰える株主優待券の額面と枚数】
保有株式数 | 1年未満保有で貰える 優待券の枚数と額面 |
1年以上保有で貰える 優待券の枚数と額面 |
2年以上保有で貰える 優待券の枚数と額面 |
100株以上 | 1枚×1000円券 | 2枚×1000円券 | 3枚×1000円券 |
500株以上 | 3枚×1000円券 | 4枚×1000円券 | 5枚×1000円券 |
1000株以上 | 5枚×1000円券 | 6枚×1000円券 | 7枚×1000円券 |
3000株以上 | 15枚×1000円券 | 16枚×1000円券 | 17枚×1000円券 |
5000株以上 | 20枚×1000円券 | 21枚×1000円券 | 22枚×1000円券 |
また、上の表で貰える8月権利確定分の株主優待券のほかに、優待拡充によって2月権利確定分で1000円分の株主優待券が貰えるのが嬉しいですね♪
【2月の権利確定で貰える株主優待券の額面と枚数】
保有株式数 | 貰える優待券 |
100株以上 | 1枚×1000円券 |
2月権利確定で貰える株主優待券は、100株以上であれば一律1000円券が貰えます。
私自身は2023年4月、株価564円の時に取得したのですが、7月に優待拡充の知らせがあり100円近く株価が上がったのは嬉しかったです。
ちなみに、コジマ(7513)の総合利回り(配当利回り+優待利回り)が最も高くなるのは100株を2年以上保有した状態。
(かくいう私自身も100株保有で保有期間2年以上を目指しています)
こちらについては、後でもう少しだけ詳しくご紹介します。
コジマ(7513)の株主優待券の使える店舗はどこ?
コジマ(7513)の株主優待券は
・ビックカメラ
・ソフマップ
・ビックカメラアウトレット
・コジマのオンラインショップ『コジマネット』
の実店舗とオンライン店舗で使えます。
コジマ(7513)はビックカメラの子会社なので、嬉しいことにコジマ×ビックカメラだけではなく、親会社のビックカメラやソフマップでも使うことができます。
コジマ×ビックカメラの店舗は、栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川の関東店舗が特に充多く、その他には、北海道や東北、北陸、甲信越、東海、関西、中国地方、九州、沖縄にも店舗があります。
一方、ビックカメラやソフマップは東京の店舗がとても充実しています。
コジマ(7513)の株主優待券はオンラインショップでも利用できますので、お住まいの近くにコジマ×ビックカメラやビックカメラ、ソフマップの店舗がなかったとしても便利に利用することができるでしょう。
その意味では、コジマ(7513)の株主優待は、全国の誰もが使いやすい株主優待なのではないかと思います。
ちなみに、同じ家電量販店でも、ヤマダホールディングス(9831)やケーズホールディングス(8282)の株主優待券は、オンラインショップでは使えません。
逆に、コジマ(7513)と同様に、優待券がオンラインショップで使える家電量販店の株主優待銘柄にはエディオン(EDION)が挙げられます。
エディオン EDION(2730)の株主優待券は、オンラインショップで使えるのでとても便利です。
エディオン EDION(2730)の株主優待の記事は以下で紹介していますので、もし興味がある方は参考にしてみてくださいね。
コジマ(7513)の株主優待券利用の際の注意点
コジマ(7513)の株主優待券の利用の際の注意点をまとめたので、株主優待券を使う際は以下のことを認識しておきましょう。
【株主優待券利用時の注意点】
1点、気になる点は、やはりオンラインショップで利用する場合に株主優待券を簡易書留で送ることでしょうか。
同じくオンラインショップで利用できるエディオン(EDION)の株主優待のギフトカードの場合は、ギフトカードの裏面記載の番号で認証できるので、簡易書留で送る必要はありません。
なので、今後はコジマさんも、その辺りをより使いやすくしてくれると嬉しいですね。
コジマ(7513)の株価と総合利回り(配当利回り+優待利回り)は?
コジマ(7513)の株式を購入することを検討する上で参考になりそうな情報を共有します(2023年8月10日時点)
株価 | 665円 |
時価総額 | 514億円 |
自己資本比率 | 52.80% |
予想PER(株価収益率) | 16.54% |
実績PBR(株価純資産倍率) | 0.82倍 |
1株当たりの予想配当 | 14円 |
配当利回り | 2.10% |
出典:松井証券
予想PERと実績PBRのみSBI証券
続いて、コジマ(7513)の総合利回り(配当利回り+優待利回り)を紹介します。
コジマ(7513)は保有株式数と保有期間によって貰える株主優待券の額面と枚数が変わります。
なので、今回は最も利回りが高くなり、かつ購入する人も多いだろう100株保有の優待利回りと総合利回り(配当利回り+優待利回り)を表にまとめました。
保有株式数と株主優待券の額面 | 優待利回り | 総合利回り (配当利回り+優待利回り) |
100株1年未満保有 2000円相当分 |
3.00% | 5.11% |
100株1年以上保有 3000円相当分 |
4.51% | 6.61% |
100株2年以上保有 4000円相当分 |
6.01% | 8.12% |
コジマ(7513)の最も利回りが高い100株保有は、1年未満の保有でも総合利回り(配当利回り+優待利回り)が5%を超えています。
また、100株の保有期間が2年以上なら総合利回りは8%を超えます。
ちなみに、株主優待生活で有名な桐谷広人さんの株の購入基準である利回りは4%以上でして、コジマ(7513)だと1年未満でも総合利回りは5%以上。2年以上保有なら8%になるので、桐谷さんの購入基準を4%以上も上回っていることになります。
よって、利回りが高い優待銘柄を探している方は、コジマ(7513)を投資対象として検討してみるのも悪くないでしょう。
【10年/月足チャート】
出典:松井証券
【大幅減額】恩恵大だった巣ごもり特需剥落と物価高影響し、好採算の白物家電が苦戦。携帯、ゲーム好調だが薄利。光熱費負担も重く、前号より減益幅拡大。24年8月期は家電販売横ばいだが、住設分野伸長。出典:四季報
四季報の評価についても載せておくのでご参考にして頂ければ幸いです。
【まとめ】コジマ(7513)は100株2年以上の長期保有がおすすめ
今回は、コジマ(7513)の株主優待の内容や、総合利回り(配当利回り+優待利回り)について紹介しました。
繰り返しになりますが、コジマ(7513)は2年間の長期保有で総合利回りが8%を超えます。
よって、株主優待生活で有名な桐谷広人さんの株式の購入基準である総合利回り4%以上を大きく上回るため、利回りの高い投資先と言えるでしょう。
私自身も、2年以上の保有を目指して今後も引き続きコジマ(7513)を応援していく予定です。
それでは、また、次の記事でお会いしましょう!
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