本日は、旧ヤマダ電機として知られているヤマダホールディングス(9831)の株主優待や総合利回り(配当利回り+優待利回り)を紹介します。
実は、このヤマダホールディングス(9831)(旧ヤマダ電機)という会社は、5万円代で気軽に購入できる株主優待銘柄だったり、高利回りのおすすめ株主優待銘柄として紹介されたりする銘柄でもあります。
私自身も約1年ほど前にヤマダホールディングスの株式を100株取得したのですが、配当を貰える上に株主優待券が年2回貰えるので長期保有を決め込んでおりました(笑)
ヤマダホールディングス(9831)の優待券は、ヤマダデンキの店舗で使えるので、お近くにヤマダデンキがある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
普段、パソコンやスマホを使っていて、定期的にマウスやヘッドセット、スマートフォン用アクセサリーなどの消耗品を買い替えるような方や、オモチャやライトやラジオなどのための電池がよく必要になる人にはうってつけの優待銘柄です!
そもそもヤマダホールディングス(9831)(旧ヤマダ電機)ってどんな会社?
旧株式会社ヤマダ電機こと株式会社ヤマダホールディングスは、群馬県高崎市に本社がある家電量販店を経営しているヤマダグループの持株会社。
皆さんもご存じの家電量販店の最大手であるヤマダデンキを中心とした経営を行っている会社です。
ヤマダデンキの運営で有名なヤマダホールディングスですが、住宅・リフォーム、家具など取り扱っています。
ヤマダホールディングス(9831)の株主優待内容は?
ヤマダホールディングス(9831)の株主優待の権利確定日は毎年2回あり、3月末日と9月末日となります。
優待内容は、家電量販店ヤマダデンキで利用できる株主優待券で、3月末日権利確定日の株主優待券は6月下旬に届きます。また、9月末日権利確定日の株主優待券は12月中旬に送付されます。
株主優待券は保有している株式数によって貰える額面(枚数)が変わるので表にまとめてみました。
【3月権利確定日の株主優待券の額面と枚数】
保有株式数 | 株主優待券の 額面 |
枚数 |
100株以上 | 500円相当 | 1枚 |
500株以上 | 2000円相当 | 4枚 |
1000株以上 | 5000円相当 | 10枚 |
10000株以上 | 25000円相当 | 50枚 |
念のための補足ですが、株主優待券は1枚あたり500円相当となります。
【9月権利確定日の株主優待券の額面と枚数】
保有株式数 | 株主優待券の 額面 |
枚数 |
100株以上 | 1000円相当 | 2枚 |
500株以上 | 3000円相当 | 6枚 |
1000株以上 | 5000円相当 | 10枚 |
10000株以上 | 25000円相当 | 50枚 |
100株以上と500株以上保有の方が貰える9月権利確定日分の株主優待券は、3月権利確定日分よりも少し多く貰えます。
せっかくなので、年間で貰える優待券の額面と枚数もまとめました。
【毎年貰える株主優待券の額面と枚数】
保有株式数 | 株主優待券の 額面 |
枚数 |
100株以上 | 1500円相当 | 3枚 |
500株以上 | 5000円相当 | 10枚 |
1000株以上 | 10000円相当 | 20枚 |
10000株以上 | 50000円相当 | 100枚 |
9月の権利確定で貰える優待券は、100株以上保有の方は3月よりも1枚(500円分)多く貰え、500株以上保有の方は2枚(1000円分)多く貰えます。
なので、9月の権利確定日に向けて、ヤマダホールディングス(9831)の株式を取得すると3月より得した気持ちになります(笑)
後で紹介しますが、最も利回りが高くなるのは100株保有です。
私自身は100株保有で1500円分の株主優待券を去年も貰っています(^^)
せっかくなので次の項目では、ヤマダホールディングスの優待券を使える店舗や、使う際の注意点も紹介しようと思います……。
が、そんなことよりも、私が優待券でどんなものを買ったのか、とか、総合利回り(配当利回り+優待利回り)の方を参考にしたいという人は、以下のリンクを踏めばすぐにそちらの項目へ行けますのでお急ぎの方はそちらを踏んでみてください。
ヤマダホールディングスの株主優待券の使える店舗はどこ?
ヤマダホールディングスの株主優待券が使えるのは実店舗のみとなります。
通販サイトでは使うことができないので気をつけてください。
株主優待券の利用ができる店舗はこちら↓で確認することができます。
ヤマダホールディングス公式
ヤマダホールディングスの株主優待券利用の際の注意点
株主優待券の利用の際の注意点をまとめたので、株主優待券を使う際は以下のことを認識しておきましょう。
【株主優待券利用時の注意点】
特に重要だと思う点を、もう少しだけ詳しく解説します。
株主優待券は買い物金額1000円以上につき1枚の使用
ヤマダホールディングスの株主優待券は、買い物金額1000円以上につき1枚の使用です。
つまり、1200円の商品であれば、500円引きで700円で買えるということになります。
これについては、正直に言うと、個人的には金額に関係なく使える、だともっと使いやすいのにな、と思っています。
また、ヤマダデンキのリアル店舗でしか使えないというのも少し残念。
オンラインショップでも利用できれば、もっとヤマダホールディングスの株を購入するのが増えるはずなのにな……と感じました。
ちなみに、商品の金額に関係なく使え、オンラインショップでも使える便利な優待券をくれる家電量販店の株主優待銘柄もあります。
その名はエディオン EDION(2730)です。
ヤマダホールディングスよりも株価は高く10万円以上ではありますが、総合利回りは保有期間によっては6%近くになるので、興味がある方は以下の記事も参考にしてみてください。
株主優待券の利用期限は約半年
ヤマダホールディングスの株主優待券は、3月末権利確定分、9月末権利確定分、どちらも利用期限は半年です。
そのため、前期分の株主優待券を使わずにとっておいて、半年後に貰った株主優待券と一緒に使うことができないので、できるだけ期間内に使い切れるようにしましょう。
本人の利用のみが有効で他の人に譲渡ができない
メルカリなどの転売アプリやサイトで、ヤマダホールディングスの株主優待券を安く購入して使用しようと考えている方は注意が必要です。
ヤマダホールディングスの株主優待券は本人のみしか有効でないと券面に記載があります。
そのため、本人でない方が利用しようとしたことがバレた場合、お店側に本人ではないので使えないと言われても文句が言えないというリスクがあるのです。
ただし、メルカリで『ヤマダホールディングス 株主優待』で検索すると、利用の予定がなかったのか、誰かに譲渡しようとしている株主が大勢いて、その一方で、その株主優待券を購入している方もいました。
なので、もしかしたら、誰かから購入した株主優待券もヤマダホールディングスのお店で問題なく使えるのかもしれません。
ただ、先ほども申し上げたように、譲渡禁止と券面に記載されている以上、
「転売している株主優待券は使えませんよ」
とお店側に拒否される危険もあるので、どうしても購入したいという方はそれを認識した上で行動に移すのがよいでしょう。
他の優待券や割引券との併用ができない
ヤマダホールディングスの株主優待券は、THE安心会員割引券、ヤマダ安心保証会員商品割引券、DM割引引換券などと一緒に併用して使うことはできません。
通信販売サイトでは利用できない
ヤマダホールディングスの株主優待券は、ヤマダウェブコム、ヤマダモール、チラシ電話注文などの通信販売サイトでは利用できません。
一部、株主優待券が使えないサービスや商品がある
●修理代金
●工事代金
●部品代金
●レストランフロア
●テナント店舗
●商品券等の金券
●リサイクル料金
●POSAカード(プリペイドカード)
●タバコ等
上記のサービスや商品には使えないので注意しましょう。
2023年3月の株主優待券で購入したもの
3月の権利確定分のお買い物優待券500円分が届きましたので、早速、近所のヤマダ電機へ行ってきました。
購入したのはパソコン用のキーボードカバーです。
1311円のキーボードカバーを優待券で500円割引で811円で購入しました!
でも、この記事を書くために調べてみたら、こんなものがこんな値段で発見…!!
うーん……
これではお得感があんまりないなぁ…💦
皆さんも、私みたいに買い物でミスらないように、あらかじめおめあての品物をいくつかAmazonとか楽天市場とかメルカリあたりで調べて、いくつか候補を出した上で買いに行くのが良いかもしれません。
以上、2023年3月権利確定分の優待券のお買い物でした!
ヤマダホールディングス(9831)の株価と総合利回り(配当利回り+優待利回り)は?
ヤマダホールディングス(9831)の株式を購入することを検討する上で参考になりそうな情報を共有します(2023年7月21日時点)
株価 | 428.7円 |
時価総額 | 4144.45億円 |
自己資本比率 | 43.00% |
予想PER(株価収益率) | 9.28% |
実績PBR(株価純資産倍率) | 0.5 |
1株当たりの予想配当 | 12~18円 |
配当利回り | 2.8% |
出典:SBI証券
時価総額のみGoogle Finance
また、ヤマダホールディングス(9831)は保有株式数によって貰える株主優待券の額面と枚数が変わります。
なので、今回は最も利回りが高くなり、かつ購入する人も多いだろう100株保有の優待利回りと総合利回り(配当利回り+優待利回り)を計算してみました。
保有株式数と株主優待券の額面 | 優待利回り | 総合利回り (配当利回り+優待利回り) |
100株 1500円相当分 |
3.49% | 6.29% |
ヤマダホールディングス(9831)の最も利回りが高い100株保有は、総合利回り(配当利回り+優待利回り)は6.2%を超えています。
株主優待生活で有名な桐谷広人さんの株の購入基準である利回りは4%以上なので、桐谷さんの購入基準を2%以上も上回っていることになりますよね。
そのため、利回りが高い優待銘柄を探している方は、ヤマダホールディングス(9831)を投資対象として検討してみるのも悪くないのではないでしょうか。
【10年/月足チャート】
出典:松井証券
【上向く】物価高影響し従来型の家電店低調。が、家具・雑貨も扱う総合型新業態の貢献増す。前年不振のエアコン戻り粗利押し上げ。住宅は木材・建築資材高の価格転嫁で採算改善。営業益上向く。税費用通常に。【総合型新業態】『ライフセレクト』は売り場面積1・3万平方m規模の超大型店構成比高める。家電店からの業態転換、新規合わせ年10店ペースで出店。住宅は中古再販も強化。出典:四季報
四季報の評価についても載せておくのでご参考にして頂ければ幸いです。
2022年にヤマダホールディングス(9831)の株を購入した場合、売却でどのくらいの利益が出るか
私は2022年からヤマダホールディングス(9831)の株式を100株保有していますが、2023年7月21日に売却した場合、どのくらいのキャピタルゲインを得ることができるのでしょうか。
購入時期 | 2022年7月28日 |
購入価格(100株) | 396円×100株 |
2023年7月21日時点で、ヤマダホールディングス(9831)の株価は428.7円なので、現在、売却すれば税金を考慮しなければ3千円とちょっとのキャピタルゲインです。
現在、ヤマダホールディングス(9831)の株価は上昇基調ということはないのですが、総合利回りは6%を超えており、高利回りの株主優待銘柄だと思います。
なので、配当や株主優待券を貰いながら、長期で保有し、株価が上がるのを待つ予定です。
【まとめ】ヤマダホールディングス(9831)は100株保有がおすすめ
今回は、ヤマダホールディングス(9831)の株主優待内容や、総合利回り(配当利回り+優待利回り)について紹介しました。
繰り返しになりますが、ヤマダホールディングス(9831)は総合利回りが6%を超えており、株主優待生活で有名な桐谷広人さんの株式の購入基準である総合利回り4%以上を大きく上回っています。
なので、株価が急激に上昇していくというイメージはないのですが、PERも低めで割安感があり、利回りも高めなので、今後も100株で長期保有していく予定です。
5万円以下で買える素敵な株主優待銘柄なので、興味がある方は検討してみてはいかがでしょうか。
9月権利確定分の株主優待券の額面も、3月権利確定分よりも多いので、株価や予算とも相談ですが、9月の優待に備えて仕込んでおくのも良いかと思います。
今後も、引き続き、株主優待券がオンラインショップで使えるようになるなど、更に使い勝手が良くなることを願ってヤマダホールディングス(9831)を応援していく予定です。
それでは、また、次の記事でお会いしましょう!
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